沖縄の会社と転職事情
こんにちは、ぶーこです。
今日は、移住して転職した会社について書いてみたいと思います。
沖縄の会社は、圧倒的に中小企業が多いです。
というより、ほぼ中小しかないです。
だからなのか、内地からするとすごく小さな会社なのに、なぜか大きな顔をしている社長が多くて、「男尊女卑」も内地よりもヒドイです。
「井の中の蛙」ってやつですね。
ですが、当の本人は(地方ではちやほやされているので)分かっていないということが多いようです。
ま、どこの地方も似たり寄ったりだと思いますが。
沖縄の人は、転職が多いといいます。
実際その通りだと思いますが、沖縄の助け合い精神があるからだとか、ゆっくり気質のためだとか、我慢が足りないからだとか、色々言われますし、そういった要素もあるかもしれません。
でも、上記のような問題が含まれているということを忘れてはいけません。
そんな会社ばかりではないですし、ディスりたいわけではないのですが、私のグチとこういう会社もあるという情報提供の一つとして。
私自身は、転職は初めてではなく、大きくは3度ほど、バイトや派遣も合わせると倍以上にはなります。
ダンナは、2度目ですね。
派遣時代には、大企業といわれる大手にいたこともあります。
自慢とかではなく、多くの企業を見ていると言う意味です。
東京のみでなく地方の企業にもいました。
過去の職業上、他の企業を見る機会も多くありました。
比較をするのは良くないのかもしれませんが、やはり会社の将来性や安定性、そしてなにより働きやすさは気になるところです。
入ってみないとブラックかどうか、働きやすいかどうかは分からないことが多いですし、色んな人の意見は参考になると思います。
その人にとってブラックでも、私にとってはホワイトということもありますが。
合う合わないというのは、人間関係だけでなく会社の文化や雰囲気にも当てはまりますよね。
沖縄の会社ですが、内地の会社に比べて、小さい・歴史が浅い、それに伴いワンマン社長も多いですし、愛社精神を持っている社員も少ないです。
損得勘定で働いている人が大半のため、転職にもそれほど抵抗はないようですし、移っていく人、途中から入ってくる人に対しても、それほど特別感や興味もなため、転職に関してはおおらかです。
年齢を重ねていても、転職回数が多くても、理由や経験は問われますが、仕事に就けることは多いです。それだけ、人手が少なかったからということでもありますし、コロナ禍の現在は状況が少し変わってきているようではあります。
沖縄でも、ブラック企業もあればホワイト企業もあるという、当たり前のことしか言えませんが、本当に酷いブラック企業でなくとも、ブラック企業だと思われていることは、沖縄では多いように感じます。
他を知らないからとか、知り合いの話だけを鵜呑みにしているとか、一部分しかみていないとか、自分のことしか考えていないので自分に何かあったらすぐにブラックだと言うとか、季節変動があり繁忙期の忙しさがハンパないためブラックと感じるとか、色々理由はありますが、とにかく「ウチはブラックだ」という沖縄の人は多いです。
ですが、色々な会社を見てきた身としては、そこまででもないです。
一般的な割合でブラック企業はある感じです。
確かに小さくて、社長がワンマンな会社は割合的に多いですが、ワンマン=ブラックではないですし、社長に意見できないように仕向けているのは社長ではなく自分たちだという自覚がない思考停止した人たちが多いです。
あと、自分が要領が悪くて仕事が終わらないのを会社のせいにする人がいますが・・・・どこも同じですね、それは。どうすれば出来るかを考えようともしないで、「できない」だとか「それは○○さんだからできることで」とか、「それは自分仕事じゃない」とか・・・。
そうかと思えば、やらなくてもいいようなことをやって、「忙しい」「帰れない」「時間長くて酷い会社だ」とか、来なくていい時間からなぜかいるとか・・・。
どんだけ要領悪い、と思うのですがそれを言うと嫌がられるし、やる気もなくなるので「大変だね」とだけ言うようにしています。
今の会社では、社長も社員も誰か人のせいにして、自ら考えようとしない思考停止をした人たちが多いと感じます。そのため旧態依然とした無駄も多いとも思います。
それがとても疲れると思う人もいれば、同じように流されていれば楽だと思う人もいれば、ビジネスチャンスと捕らえる人もいるでしょう。
純粋でだまされやすい地方の社長は、いい”カモ”と言えなくもないです。
騙されてる本人も、いつまでたっても騙されていたことにさえ気づいていないときもあるくらいです。
歴史が浅い小さな会社が多いこともあり、組織や仕組みといったものがほとんどない会社もあります。今の会社がそうです。
それを楽しめるか、チャンスと思えるか、最悪だと思うかで、だいぶ状況が変わってくるでしょう。
どうせ変わりっこないと諦めて文句ばかり言って動かないのが、多くの沖縄県民ですので、無理に変えよう、動かそうとは思わないで下さい。疎まれます。
下手すると、ミスを減らし、楽にしようという変更ですら嫌がられます。
少しずつ、1つずつ、1人ずつ、「あ、それいいね。」と言ってもらえることを増やしていくことです。
まずは、さっさと仕事を片付けて、さっさと帰ることです。
最初それをやると、どんどん仕事が増えるだけですけどね。
信用してもらい、仲間を増やし、意見を聞いてもらえるようになってから、やり方を変えていく。
他の方法もありますが、強攻策は結局失敗します。
本当は、経営者を変えるのが一番早いのですが、一番難しいです。
ブラック企業に当たってしまった人は、無理をせずにさっさと辞めてくださいね。
自分の身体と命が一番大切です。
退職、転職に遠慮はいりません。自分の人生です。
思い切って動いたほうが、結構なんとかなるものです。
合う会社がなければ、自分で作ればいいのです。
私は、本当に沖縄に来てよかったと思っているので、是非そういう人が増えて欲しいなと思います。
正直、会社には不満が沢山あるのですが、「それだけ経営者に文句言える会社も少ないし、結局合ってるんじゃないの?文句が楽しそうだよ。」とダンナに言われました。
「確かにその通りかも」です。文句も言えない会社なら、とっくに辞めてます。
世の中には、理想の会社もなければ、理想の社長や上司なんてのもいません。
もちろん、社長からすると私は文句ばかりで、理想の社員じゃないどころか面倒なだけでしょうし、お互い様というものです。
・・・もう少し今の会社に残ろうかなと思いつつ、求人情報を見たりしています。
沖縄にも、良い会社はたくさんありますよ!
ダンナは、「天職かも」と喜んで働いていますし。そう思えるまでには、人間関係等も色々あったみたいですけど、自分で居場所を作ったみたいです。
皆さんも、いいところを見つけてくださいね。
見つかるまで諦めずに転職する、または自分で居心地の良い会社に変えていく、又は起業するという手もありますから。
読んでいただき、ありがとうございます。