沖縄の離婚事情と結婚式
こんにちは、ぶーこです。
沖縄の離婚率が高いことは、最近ではだいぶ知られています。
もあい等の助け合い精神もあり、大家族に慣れているため、帰るところもあるというか、実家に子連れで居座るのは普通の事のように受け取られているという環境もあるでしょう。
そういった出戻り家庭や一人親家庭が多いので、人の目もそれほど気にならないということもあります。
沖縄の人は、離婚も多いですが結婚も多いと感じます。
早くに結婚するため、子供も多いのではないかと思います。
3度目の結婚とか、子供が3人以上とか、年の離れた兄弟とか、そういった家庭の人が結構います。
離婚が多い理由も、結構びっくりでした。
沖縄の男性は、家庭にお金を入れない人が多いのだとか・・・。
もちろん、皆ではありません。きちんとした人もいます。
その他の理由も、ネットでは見られますし、それもあると思います。
(若いうちの出来ちゃった婚が多いから等。)
昔は、内地でもありましたよね、銀行振り込みになる前は、現金手渡しだったため、奥さんに渡さないといったことが・・・。
それを解決するためにも、銀行振り込みになったとか。
「沖縄は、まだ現金手渡しなのか!」と思ったあなた、そんなことはありません。
(当たり前ですけど。)
お金の管理は家の主(男)の仕事と思っている割に、生活費・教育費に無頓着で、付き合いを優先するのだそうです。
付き合いには、仕事の付き合い以外に、「もあい」「同窓会」「(遊び)仲間との飲み会・ビーチパーティ」「知り合いの結婚式」だけでなく、「知らない人(知り合いの知り合い)の結婚式」「賭け事(マージャン・ゴルフ・野球等)」「お祭り」「趣味」等々のようですが、まだ私の知らないこともありそうです。
「もあい」については、こちら。
ijuseikatsu.hatenablog.com
「知らない人の結婚式」って驚きませんか?
そもそも、「家にお金を入れない男」というのにも驚きですが。。
沖縄に来て、驚くことばかりです。
「知らない人の結婚式」に呼ばれるのは、人数合わせです。
人数が多いほど良いそうです。
今でこそ、内地でもそういったバイト(結婚式に友人や親類のふりして参加)があるようですが、沖縄では結婚式の人数が重要だからと、部落中から人を集めるとか、会社のお得意様のために人を集めるといったことが多かった(まだある)そうなのです。
随分減ったそうですし、よほど関係性の深いところでなければ、今では断っても問題ないようですので怖がらないでください。
最近は、式を挙げない人も増えたようですし。(2度目なので等の理由もあるようです。)
転職が多い、結婚・離婚が多い等、沖縄って結構自由な気がしませんか?
自由というか大らかというか、独自のつながりや文化だと感じたのは、さらにその後(離婚後)の関係性を知ったからです。
もちろん、離婚後他人同士に戻り、何の関係もない人もいます。
が、離婚した前の奥さんと子供と、今の奥さんと子供も一緒に旅行に行くとか、分かれた元奥さんと普通に会社で顔をあわせているとか、別れた息子の嫁と仲良くしている姑もいますし、なんだか別れた後も皆が仲間という雰囲気なのです。
どこかの国の、一夫多妻制の雰囲気ですかね。(逆バージョンもあるようですが。)
もちろん、相続問題が無いわけではありません。
お金の問題がある家庭も、仲の悪い家庭もあります。
問題があって仲が悪くなったから、別れるんでしょうしね。
沖縄は、給料が安いから共働きが多いと聞いていましたが、ダンナが給料を入れないから働かざるを得ないのかもしれません。
離婚が多いので、1人親も多いですが、ほぼ女性が親権を持っています。
母は強しといいますが、強くならざるを得ないんでしょうね。
共働きや飲み会等、出会いも多いようなので浮気も多いようですが、再婚も多いのでお互いにより良い相手を見つけて幸せになれるのが一番だと思います。
LGBTだけでなく、多夫多妻等、多様な文化の受け入れだけでなく、様々な制度や仕組みを考える時期に来ているのかもしれませんね。
私とダンナはどうなるか先のことはわかりませんが、今の関係が長く続きますように。
皆様も、穏やかに幸せに過ごせますように。
読んでいただき、ありがとうございます。