ハローワークでの手続
こんにちは、一匹狼に憧れるぶーこです。
ハローワークで、必要事項に記入をして手続をする。
説明会を受け、待機期間を経て、認定日までに求職活動をする。
認定日に、ハロワで認定してもらい、入金を待つ。
以上、終わり。
それが通常です。ただそれだけのことです。
別に書いておく必要も無いことなのですが、ダンナはそうはいきませんでした。
ダンナが手続できなかった理由
まず、一人で電車に乗れない。(子供じゃないですよ。)
なにせ、まっすぐ歩けません。100メートル歩くごとに休憩が必要です。
フラフラと線路に落ちないように見張りと支えが必要です。
ダンナの病気については、こちらの記事をご覧下さい。
最初は、まだしっかりしていた時にダンナ1人で最初の登録(?)に行きました。
離職票を届け出ることです。
その後、通常7日の待機期間があり、説明会があります。
説明会が待機期間後だったか、最中だったかは忘れましたが、とにかくそれを受けないと認定してもらえない仕組みになっています。
ダンナは、行ったその日に説明会を受けられなかったため、待機期間中に具合が悪くなり(飲んでしまっただけですが・・・)、動けなくなり、その説明会に行けないまま1ヶ月。。
調子がよくなれば行くだろうと思って放って置いた私も悪いのですが。
ついに最初の認定日と言われていた日が翌日にまで迫っていました。
代理で電話+ハロワまで同行
説明会に行けないまま、最初の認定日が翌日というときに、さすがにまずいと思い、私がハロワに電話。
「本人が難しい会話が無理な状態なので、代わりに電話しています。具合が悪くなり説明会に出られなくなり、そのままもうすぐ認定日ですが、どうしたら良いですか?」と。
「最初の時に退職前から会社に行けずにいたのなら、医者の証明書があれば、自己都合退職の3ヶ月待機がなくなるといわれていたのですが、その証明書も貰いにいけていません。」と。
本人はというと、布団にもぐって「どうしよう。どうしよう。」を繰り返すばかり。
ハロワの方は親切でした。
「とにかく来てください。御本人様は来れますか?病院の証明書も後日で大丈夫ですよ。」「証明書もこの1ヶ月の分は不要ですので、心配ないですよ。」とのこと。
翌日、休みを取って、ダンナを病院とハロワに連れて行きました。
一人では、到底無理な状態だったので。
一人で電車に乗れないどころか、ペンさえまともに持てない、手が震えるので字も普通にはかけないのです。(アル中の手が震えるのは大げさではなく本当です。)
窓口での対応も、特例らしく新人には対応が出来ず待たされましたが、丁寧に対応していただきました。
ペンを両手で持って、時間をかけて自分の名前を書くのにも付き合ってくださいましたし、説明会と認定日が逆転してしまったのも問題なく対応していただき、説明会には一人で来られるか等の心配までしていただきました。
(付き添いも可能といわれましたが断りました。)
証明書
病院では、証明書も無事もらえました。
しかも、「アルコール依存症」ではなく、「心身症(うつ病)」で書いてもらえました。
これは、お医者さん次第だと思いますが、頼んでみる価値ありです。
うつ病であれば、特定理由として待機期間なしになりますが、アルコールの場合は、特定理由に当てはまるかが怪しいです。
(お医者さんは分からないと言っていましたが、特定理由にならない場合は、失業保険では通常の自己都合と同じ扱いになります。)
2年前のことなので、思い出しながら書いていますが、証明書は確かハローワーク専用の用紙に医師の証明書を貰うように言われました。(ダンナが言われたということですが。)
ハロワで最初にもらえる「手引き」だったか、案内のような説明冊子の後ろの用紙だったと思います。
これは、ハローワークで確認してください。
もちろん、証明書を書いてもらうのに手数料はかかります。
特定理由に当てはまる場合には、待機期間だけでなく、受給期間(失業手当が貰える期間)も有利になることがあるので、確認をしたほうが良いですよ。
ダンナの時は、担当が親切で、初日に行ったときに当てはまる可能性があるので、病院で証明書を貰ってきて下さいと教えて貰えたそうです。
通常は、自己申告しないと、普通の自己都合退職扱いになることが多いようです。
退職前から病院に掛かっている人は、特定理由にあてはまる可能性があるので、確認してみてください。
あと、病気を理由にした退職勧告やクビは、労働基準法違反の可能性もありますので、労基署(労働基準監督署)等に相談してみて下さい。
読んでいただき、ありがとうございます。